扉の向こう(仮)

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Lyric by まるいまるお

静かな廊下に響く足音
闇の中で囁く影たち
鍵穴の向こう
見えない未来
震える手が真実を求める

目を閉じても
聞こえる声
進むべき道はどこにある

開けるか 開けないか
その扉の向こう側
夢か幻か
真実を掴む覚悟があるか

ひび割れた壁に刻まれた傷
過去が語る言葉の重み
背中押す風が冷たく刺さる
選ぶ勇気が心を試す

耳を塞いでも
迫る鼓動
逃げ場はない
立ち向かう時

開けるか 開けないか
その扉の向こう側
希望か絶望か
未来を切り裂く力があるか

暗闇に沈みそうな時
聞こえたのは懐かしい声
重ねた日々がここにある
一人じゃない そう気づいた

砕け散った涙のかけらが
光を集め 道を照らす
震えた足跡も 無駄じゃない
全てが今に繋がっている

開けるよ 開けてみせる
その扉の向こう側
暗闇を越えて
未来を抱きしめ歩き出すんだ
信じて 進むんだ
僕らの声が響く方へ